ささくれができる原因とは?正しいケア方法・対策とは

ささくれ

ささくれができると、衣服に引っかかったり傷口が開くと痛みが生じます。

場合によっては出血を伴うこともあります。

何度も繰り返し起こることがあるため、早めにケアすることが大切です。

本記事では、ささくれができる原因と正しいケア方法と対策について解説して行きます。

ささくれができる原因とは?正しいケア方法・対策とは

ささくれとは

みなさんはささくれには2種類あることをご存知でしょうか?

ささくれは乾燥が原因で皮膚が部分的にめくれる状態のことを言います。

そんなささくれには指と爪の2種類があります。

指のささくれは乾燥した皮膚が裂け、剥がれてしまったものを指します。

一方、爪のささくれは爪が小さく割れてしまったものを指します。

指のささくれと爪のささくれの2種類が主なささくれになります。

ささくれが起こる原因

ささくれは小さくても長期間悩まされることもあります。

なぜこんな状態になってしまうのでしょうか。原因についてそれぞれ見ていきましょう。

指先の乾燥

ささくれの主な原因は、指先の乾燥にあります。

秋から冬にかけて気温が下がり、空気が乾燥することで起こりやすくなりますが原因はそれだけではありません。

食器洗いなどの家事や美容師などの水を使う仕事で手が水に濡れることが多い方はささくれが起こりやすくなります。

特に洗剤を使うことで手の皮脂が流され、手のバリア機能が低下し乾燥が起こりやすくなります。

また、水分が蒸発する際に手の水分も一緒に失われてしまい乾燥状態になってしまいます。

外部からの刺激

原因は乾燥だけでなく、外部からの刺激によって引き起こされることもあります。

食器用洗剤やアルコール消毒、紙や新聞紙などを長時間触ることにより起こる摩擦などが挙げられます。

乾燥した皮膚に上記のような刺激が加わることで指先の皮膚がめくれたり、手指の乾燥に繋がります。

これらは日常ではあまり気にしないため知らずにささくれの原因となっていることがあります。

ささいなことでもささくれの原因となってしまっていることを知っておきましょう。

ささくれの正しいケアと対策

正しいケア方法

ささくれができてしまった際には放置しておくと症状が悪化してしまいます。

そうならないためにも日頃からのケアが大切です。

ではどうケアをしたらいいのでしょうか。簡単にできるケアを見ていきましょう。

ハサミや爪切りでカットする

ささくれは手で無理やりちぎったりすると力が加わってしまいかえって傷を広げてしまいます。

そのため、ささくれができた時はハサミや爪切りでカットするようにしましょう。

カットする際は根本から綺麗にカットするように心がけるといいでしょう。

カットすることにより衣服に引っかかったりついいじってしまうことも避けることができます。

ささくれをカットするタイミングは、柔らかくなるお風呂上がりがおすすめです。

ハンドクリームを使い保湿する

手を保湿することは、ささくれのケアとしてだけでなく予防にもなります。

手が乾燥してしまうことでささくれの症状が悪化してしまうため日頃から保湿することが大切です。

保湿はハンドクリームを使ってするのがおすすめです。

特にヒアルロン酸などの保湿成分が配合されている保湿力の高いハンドクリームを選びましょう。

ハンドクリームを塗る際は、指1本1本丁寧に塗り込みましょう。

特に爪の周りは塗り漏れが出やすい箇所なので意識して塗ると良いでしょう。

ささくれが起きないようにする対策

ささくれは起きた際にケアをすることが大切ですが、起きないように対策をすることが重要です。

続いてはささくれが起きないようにする対策について解説します。

乾燥から守る

まずは主な原因である乾燥から守りましょう。

乾燥は手指の乾燥だけでなく空気の乾燥なども含まれます。

手指が乾燥しにくい環境を作ることが大切です。

加湿器で部屋の湿度を調節したり外出時に手袋を着用し冷たい外気に触れないようにするのが良いでしょう。

また、手指の乾燥は主に水仕事の後に起こりがちです。

水に濡れた際はタオルやハンカチで水気をしっかりと拭き取りハンドクリームなどで保湿をするようにしましょう。

ハンドドライヤーや自然乾燥は水が蒸発する際に手指の水分まで蒸発させてしまうためやめておきましょう。

外部からの刺激を避ける

ささくれが起きないようにするために外部からの刺激を避けることも大切になります。

特に水仕事の際に水や洗剤などはできるだけ手指に直接つかないように対策しましょう。

対策としてゴム手袋の着用がおすすめです。

ゴム手袋を着用する際には布手袋をしてからゴム手袋をすると手指に刺激を与えにくくなります。

また、熱いお湯を使用しての手洗いは避けましょう。

お湯は手に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。

水が冷たくて辛い場合は人肌程度のぬるま湯で手洗いをするようにしましょう。

まとめ

本記事ではささくれができる原因と起きた際の正しいケア方法、対策について解説しました。

ささくれはいつか治ると思って放っておくと症状が悪化し、痛みや出血を伴ってしまいます。

日頃からケアをし、対策をすることでささくれにならないように心がけましょう。

下記、手荒れにお困りの方におすすめの記事です。

ぜひご覧ください。

おすすめ記事

乾燥の対策とは?

あかぎれの原因とは?

手荒れはどう進行していくの?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

contact

お問合せ

ご依頼・ご相談はお電話・お問合せフォームより随時受け付けています。
びるふれについて、お気軽にお問合せください。

受付時間 : 8時 ~ 17時
※土・日・祝日はお休みとさせていただきます。

24時間 365日 受付対応

公式SNS